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症状からさがす−2

おう吐

おう吐とは胃内容物が強くはき出されることをいいます。
力強く持続的に腹部の筋肉が収縮して生じます。
様々な原因が考えられますので、飼い主さんからの報告が治療の方向性を大きく分けます。
嘔吐が原因で発生する重大な問題として、吸引性肺炎、脱水、電解質の喪失等がみられます。

●主な原因

・食餌の突然の変更
・異物(生ゴミ、草、など)の摂取
・早く食べ過ぎた
・食物アレルギー
・鉛、エチレングリコール(車の不凍液に含まれる)
・糖尿病、副腎皮質機能低下症
・腎臓病、尿道閉塞
・胃食道接合部の異常
・寄生虫、腸炎
・腸閉塞、腸捻転
・便秘
・過敏性腸炎
・膵炎
・腹膜炎
・肝臓病
・熱射病
・低カリウム血症
・胃捻転症候群(大型犬に多い)
・子宮蓄膿症
・神経性疾患
・猫のフィラリア症
・猫の甲状腺機能亢進症

治療法はそれぞれの原因により異なります。 原因を明らかにするために、糞便検査、血液検査、尿検査、レントゲン検査などを行います。場合によってはホルモン検査、消化管造影、内視鏡検査、試験開腹などが必要になることもあります。

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吐出

摂取したものが胃に到達する前に吐き出されることを言います。二次的に吸引性肺炎を引き起こすことがあります。

●主な原因

・巨大食道(原因不明)
・巨大食道(二次的)
 ・重症筋無力症
 ・多発性神経障害
 ・全身性紅斑性狼瘡
 ・多発性筋炎
 ・副腎皮質機能低下症
 ・甲状腺機能低下症
 ・鉛中毒
・異物
・狭窄
 ・食道内の病変(肉芽腫、腫瘍)
 ・食道外からの圧迫(前縦隔の腫瘤、リンパ節、腫瘍など)
・食道憩室
・血管輪の異常(先天性)

治療はそれぞれの原因により異なります。診断にはレントゲン検査、食道造影検査などが必要です。
場合によっては、全身性の障害を評価するために、血液検査、ホルモン検査などが必要となることもあります。

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嚥下障害

嚥下障害は飲み込みが困難なことで、急な開口、飲み込む回数の増加、よだれ、咳などが見られることがあります。
主な原因として、食道、のどの辺りの運動障害、閉塞(異物、腫瘍など)、痛みなどがあげられ、治療は原因によって異なります。レントゲン検査、食道造影検査などが必要となることがあります。

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下痢

食事などの単純な原因から、他の臓器の機能障害によって起こるものまで多岐にわたるため、区別する必要があります。
そのための検査として、糞便検査、血液検査、レントゲン検査、尿検査などがあります。場合によっては消化管造影、内視鏡検査、試験開腹などが必要となることがあります。

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便秘、しぶり、排便障害

便秘は腸の動きが不十分で、糞便が正常よりも硬くなります。
しぶりは排便、排尿に関連した効果的でない緊張(例:排便、排尿姿勢をするがでない等)排便障害は排便困難や、痛みを伴う排便のことです。

●主な原因

・食餌/水分摂取
・薬物
・神経筋疾患:腸閉塞、脊髄疾患、低カリウム血症など
・外傷:骨盤骨折など
・代謝性疾患:甲状腺機能低下症など
・会陰部/直腸の痛み:炎症、直腸脱、肛門嚢の感染、膿瘍など
・結腸/直腸/校門の閉塞:腫瘍、異物、前立腺の異常、会陰ヘルニアなど
・尿生殖器の痛み:膀胱炎、尿道炎、膣炎、尿道閉塞など
・妊娠
・運動不足

治療は原因によって異なりますが、対症療法として浣腸、点滴などで硬くなった便を除去したり、投薬によって便を軟らかくし、排便がなるべくスムーズに行えるよう処置を行います。

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むくみ(浮腫)

全身的な状態と部分的な状態に区別されます。
全身的なむくみの場合、心臓、肝臓、腎臓などの異常が疑われます。腹水がみられることもあります。部分的なむくみの場合、血管、リンパ管の障害(炎症、外傷、腫瘍)などが疑われます。

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★ご利用上の注意点★
本情報は、あくまでも情報の提供で、担当の獣医師の診断および説明の補足にすぎません。
本情報のみの判断はたいへん危険です。必ず担当獣医師と相談し、最愛のペットの治療にあたってください。

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