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症状からさがす−4

貧血

貧血とは、血液中の赤血球数が減少した状態のことを言います。
一般的な症状として、元気消失、食欲不振、呼吸促迫、粘膜蒼白などが認められます。
貧血は大きく再生性貧血と非再生性貧血に分類され、それぞれ以下のような原因が考えられます。
治療は原因によって異なりますが、生命が脅かされるような重度の貧血の場合には、輸血が必要となります。

●再生性貧血

網状赤血球(若い赤血球)が血液中に認められ、新たに赤血球の産生が行われている状態です。

失血性外傷、寄生虫、消化管潰瘍、血液凝固異常など
溶血性免疫介在性、感染性、化学・中毒物質、機械的破壊など
●非再生性貧血

血液中に網状赤血球が認められず、赤血球の産生が行われていない状態です。

感染性猫白血病ウイルス、猫免疫不全ウイルスなど
慢性疾患慢性腎不全、腫瘍など
骨髄性骨髄低形成/無形成、骨髄線維症など
内分泌疾患甲状腺機能低下症、副腎皮質機能低下症など)
栄養性鉄欠乏、葉酸欠乏など)

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チアノーゼ

チアノーゼとは皮膚または粘膜が青みがかった状態をいい、通常血液中の酸素が不足した時に起こります。チアノーゼを起こしている動物では、呼吸困難、失神などの症状を伴っている場合があります。
若齢動物でのチアノーゼは先天性心疾患が多く、高齢動物では心臓病、慢性の肺疾患などが疑われます。診断には通常、胸部レントゲン検査と血液検査が行われます。
治療は、高濃度の酸素吸入が適切です。そして原因を明らかにし、その疾患に対しての治療を行います。

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脱毛

脱毛とは、正常では毛が存在する部位の毛の脱落をいいます。毛包が破壊されるほどの皮膚の損傷がある場合は、永久的に毛は生えてきません。
脱毛性皮膚疾患は、根底にある原因を明らかにして適切な治療を行うことが重要です。

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痒み

痒みの原因としては、皮膚病の項目で挙げたような皮膚病、接触過敏性、心因性など様々なものがあり、原因によって治療法が異なってくるため検査が必要です。主な検査は皮膚病の項目で挙げた内容と同様です。
強い痒みは動物にとってストレスになり、また痒みによる深い自咬傷や擦過傷への感染が生じると治療が長引く恐れがあります。

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腫瘤・はれ物

細胞や組織の過剰な増殖や成長をいいます。腫瘤には、膿や血液など液体で満たされた柔らかいものから、組織で形成された硬いものまで様々なものがあります。また、良性/悪性もしくは腫瘤の種類によって、今後の健康状態に大きく影響してくることがあるので早期の検査をお勧めします。

●主な検査
細胞診注射針を使用して腫瘤の一部を採取し、細胞の由来を探る方法です。確定診断には至りません。ほとんどの場合麻酔や鎮静を必要としないため、簡単にできる検査です。
病理検査外科的に切除した腫瘤の全体もしくは一部を病理検査することによって確定診断をつけることができます。全身麻酔や鎮静が必要となります。
腫瘤が悪性もしくは悪性が疑われる場合は、肺や肝臓、脾臓への転移が考えられるため、 レントゲン検査や超音波検査など画像検査での確認が必要です。

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腹水・腹部の拡大

腹水は腹腔内に液体が貯留することをいいます。液体の種類としては、血液や透明〜白色までいろいろなものがあり、直接的な原因というよりも他疾患の二次的な徴候として発生してくることがほとんどです。

●主な原因

・フィラリア症
・心不全
・肝疾患
・血管障害
・門脈高血圧
・低アルブミン血症
・腹腔内腫瘍(肝臓・脾腫など)
・感染症(細菌性)
・ウイルス・免疫性(猫伝染性腹膜炎)
・尿の漏出、腹腔内出血

腹部の拡大は、先に述べた腹水のほかにも気体の貯留や腹腔内腫瘤自体の拡大、クッシング症候群・甲状腺機能低下症といったホルモン性の疾患などがあげられます。
これらを鑑別するためには画像検査や血液検査が有効です。また、腹水が認められる場合は採取した液体の性状検査も一つの指標となります。

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★ご利用上の注意点★
本情報は、あくまでも情報の提供で、担当の獣医師の診断および説明の補足にすぎません。
本情報のみの判断はたいへん危険です。必ず担当獣医師と相談し、最愛のペットの治療にあたってください。

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