猫伝染性腹膜炎(FIP)は、猫コロナウイルスが体内で突然変異を起こすことで発症します。
これまでは対症療法しかなく、致死率100%と言われてきました。
しかし、近年ではFIPの治療薬が登場し、助かる命も増えてきています。
治療薬にはいくつかありますが、人の新型コロナウイルス治療薬が、猫のFIPにも効果が期待されています。
当院でも、抗ウイルス薬の一つである、モルヌピラビルの取り扱いを始めました。
新しい薬なので、効果や副作用などまだ不明な点はありますが、FIPでお困りの方は、一度当院へご相談下さい。