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会陰ヘルニア整復をおこなった犬の1症例

担当獣医師:上山 万美子 診療日:2022年04月14日
動物の種類
診療内容 一般内科 消化器科 軟部外科
主訴、現病歴、既往歴排便しづらい
肛門の脇が腫れている
検査結果レントゲン
ヘルニア孔より脱出した直腸への便貯留を認める

直腸検査
ヘルニア孔とそこへ脱出した直腸が触知される
疑われる疾患会陰ヘルニア
EBMの視点肛門周囲の筋肉が萎縮し、その隙間に直腸が脱出している。場合によっては前立腺や膀胱が脱出し症状は重篤になる。根治はヘルニア孔の外科的な閉鎖である。発症には男性ホルモンが関与しているため手術を実施する場合は去勢手術も併せて行う。
NBMの視点肛門周囲の筋肉が萎縮し、その隙間に直腸が脱出している。場合によっては前立腺や膀胱が脱出し症状は重篤になる。根治はヘルニア孔の外科的な閉鎖である。発症には男性ホルモンが関与しているため手術を実施する場合は去勢手術も併せて行う。
根治治療のご提案外科的な会陰ヘルニアの整復と去勢手術の実施。
再発のリスクあり。
手術後もしばらくの間は食餌や便軟化剤での管理が必要。
緩和治療のご提案
対処療法のご提案食餌療法や便軟化剤の内服により、スムーズな便の排泄を促す。
重度の排便障害を伴う場合は摘便処置を実施する。
繰り返す摘便処置により腸穿孔のリスクあり。
家族会議・獣医の情報共有外科的な会陰ヘルニア整復を希望されました。

術後経過
手術から約1年経過しますが、再発は認めず経過は良好です。