| 動物の種類 | 猫 |
|---|---|
| 診療内容 | 一般内科 消化器科 軟部外科 |
| 主訴、現病歴、既往歴 | 保護時から嘔吐の頻度が多い 元気食欲の低下を繰り返し体調が不安定 |
| 検査結果 | レントゲン 胃の胸腔内への脱出を疑う所見あり CT 胃の胸腔内への脱出を認める |
| 疑われる疾患 | 食道裂孔ヘルニア |
| EBMの視点 | 胃が胸腔内に入り込んでしまっていることにより、食欲不振や嘔吐などの消化器症状を示してる。内科管理にて症状を軽くすることは可能かもしれないが、外科的に整復することが根治治療となる。 |
| NBMの視点 | 胃が胸腔内に入り込んでしまっていることにより、食欲不振や嘔吐などの消化器症状を示してる。内科管理にて症状を軽くすることは可能かもしれないが、外科的に整復することが根治治療となる。 |
| 根治治療のご提案 | 外科手術にて胸腔内に脱出してしまった食道と胃を腹腔内に整復する。 |
| 緩和治療のご提案 | |
| 対処療法のご提案 | 吐き気止めや胃腸薬の使用により消化器症状を和らげる。 |
| 家族会議・獣医の情報共有 | 全身麻酔下でのヘルニア整復を希望されました。 術後経過 嘔吐は認めなくなり体調は安定している。 |
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